黒い便とは

黒い便とは、別名タール便と言い真っ黒の便を指します。黒い便の特徴は、以下の通りです。

・ねっとりとして柔らかい
・血の匂いがする
・表面に光沢がある

なぜ黒色の便が出るのかというと、体の中で出血が起き、血液中にあるヘモグロビンの鉄分が酸化し黒くなったからです。毎日のように黒い便が出る際には注意が必要です。

黒い便の原因

黒い便とは

黒い便とは、別名タール便と言い真っ黒の便を指します。黒い便の特徴は、以下の通りです。

・ねっとりとして柔らかい
・血の匂いがする
・表面に光沢がある

なぜ黒色の便が出るのかというと、体の中で出血が起き、血液中にあるヘモグロビンの鉄分が酸化し黒くなったからです。毎日のように黒い便が出る際には注意が必要です。

胃や十二指腸から起こる出血

黒い便の原因でもっとも多いとされているのは、胃や十二指腸から起こる出血です。血液は胃酸で酸化されると色が変色し、濃くなっていきます。そのため、胃や十二指腸で出血が起こると、便が黒くなってしまうのです。黒い便はある程度の出血（50ml以上）がみられる時に出るので、胃カメラで出血の有無を確認する必要があります。

問題のない黒い便

貧血の薬を飲んでいるとき

貧血や便秘解消のために鉄の入ったサプリや錠剤（フェロ・グラデュメット、フェロミア、フェルム、インクレミンなど）を服用している場合、吸収できなかった鉄分が原因で便が黒くなるケースがあります。この場合、黒い便が出ていても大きな問題はありません。

食べ物や飲み物

イカ墨、海苔、食用炭、ひじきなどの色が黒い食べ物やポリフェノールが含まれる食べ物、飲み物は便が黒くなる可能性があります。

黒い便が出た際の検査

黒い便が出たときは、胃カメラ検査が行われます。胃カメラ検査では、出血した箇所を確認した後に、出血が続いている場合は止血の処置を行います。