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大腸ポリープについて

大腸ポリープとは?

大腸ポリープを切除することで大腸がんが予防できます

内視鏡がスムーズに挿入できる内視鏡挿入形状観測装置

大腸がんは、大腸ポリープの一部ががん化して発症する「ポリープ型」と、正常な粘膜から発症する「平坦型・陥凹型」に分けられ、さらに大腸ポリープは「腫瘍性」と「非腫瘍性」に分類されて、腫瘍性は「腺腫」と言って大腸がんのリスクが高いとされています。

このように大腸がんはポリープを経て発症する前、前がん病変であるポリープのうちに切除しておけば予防することが可能です。大腸カメラ検査で大腸ポリープが見つかった場合には、その場で内視鏡的切除を行うことが可能ですので、定期的に検査を受診してしっかりと予防するようにしましょう。

大腸がんによる死亡者数は「男性3位・女性1位」

「ポリープを見つけて切除する」ということを繰り返すうちにすべてなくなり、「クリーンコロン」と呼ばれる状態になります。日本のガイドラインではまだ定められてはいませんが、アメリカではクリーンコロンになれば検査の間隔を相当年数あけても大丈夫とされています。なので、ポリープが見つかった方はクリーンコロンになるまで、しばらくは検査を受け続けることが大事です。

日本人における大腸がんによる死亡者数は、男性で3位、女性では1位となっています。このようなリスクを低減させるためには、小さいうちから芽を摘むのが大事とされていて、前述したクリーンコロンの状態になるとがんによる死亡率が低下するというデータもあります。

40歳になったら一度は検査を受けましょう

大腸ポリープができる原因は明らかになっていませんが、粘膜で行った炎症を修復するために発生すると考えられています。大腸ポリープは50代以降に多くみられるとされていますが、それよりも若い世代でもみられるケースはよくありますので、40歳になったら一度は大腸カメラ検査を受けてポリープがないかチェックするようにしましょう。

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